やばい名前
だいぶ前に、自分の子供に「悪魔」という名前をつけようとして問題になった親がいたが、それは特別としても、普通は自分の子供にはできるだけ良い名前をつけようとするのが親であろう。
それで姓名判断の本で画数を調べたりして、いろいろ悩む親も多いが、自分では良い名前をつけたつもりでも、場合によっては、結果的に笑われるような名前になって、子供から恨まれたりすることもある。また、最初は良い名前であっても、結婚等で姓が変わることによって、変な名前になってしまうこともある。
そんな例について、私は常々(^^;)考えているので、ここにまとめてみたい。
◎ 姓と名前のバランスが悪い名前
「高橋」という姓に、「たかし」という名前を合わせると「たかはしたかし」となり、声に出してみるとおかしい。これと似たものに「さとうさとし」などもある。しかし、これはあまり気にしなければ大した問題でもないので、実際に多く見かける例である。私の娘もこれに近いパターンではあるが、親としては子供の幸せを願ってつけた名前なのだから、それはそれでよいだろう(^^;)
◎ 別な意味にとられてしまう名前
「佐藤敏男」という名前は、別におかしくないように見えるが、音にすると「さとうとしお」となり、とりようによっては「砂糖と塩」になってしまう。(「走れコータロー」で有名な山本コータローがいた「ソルティ・シュガー」のリーダーの名前が「さとうとしお」であったことは有名。それで「ソルティ・シュガー」というバンド名にしたのだそうだ)
これと同じように「清水美恵子」という名前は、私の小さい頃は、スカートの裾からスリップがはみ出ている女性の代名詞として使われたものだ。(当時、スリップのことを「シュミーズ」と言った。つまり「シュミーズ見え子」なわけである)
◎ さかさに読むとやばい名前
実は、このコンテンツで書きたかったのは、このことである。
例えば、「佐藤恵子」さんという方が、「小池」さんに嫁いだとしよう。名前は「小池恵子」となる。「こいけけいこ」であるから、さかさに読んでも「こいけけいこ」である。
この程度であれば笑ってすませられるが、笑っていられない例もある。以下、列挙する。
元の名前(漢字)
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読み方
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逆さ読み
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その意味
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正木 若葉
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まさきわかば
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ばかわきさま
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馬鹿は貴様
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嶋田 素子
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しまだもとこ
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こともだまし
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子供だまし
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岡 武士
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おかたけし
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しけたかお
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しけた顔
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岡 勇
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おかいさむ
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むさいかお
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むさい顔
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真坂 育代
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まさかいくよ
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よくいかさま
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よくイカサマ
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根津 敬子
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ねずけいこ
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こいけずね
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濃い毛ズネ
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根崎 美樹
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ねざきみき
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きみきざね
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君、キザね
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鹿山 カンナ
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しかやまかんな
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なんかまやかし
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何かマヤカシ
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練馬 明日香
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ねりまあすか
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かすあまりね
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カス!余りね!
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西川 奈美
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にしかわなみ
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みなわかしに
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皆若死に
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立川 談志
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たてかわだんし
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しんだわかてた
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死んだ!分かってた?
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高谷 欽一
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たかやきんいち
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ちいんきやかた
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血陰気館(なんか怖そう!)
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金 真奈美
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こんまなみ
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(^^;)
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(^^;)
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今 まりや
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こんまりや
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(^^;)
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(^^;)
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竹村 達也
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たけむらたつや
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(^^;)
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(^^;)
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さすがに、最後の方は、ちょっと文字にできないような内容になってしまった(^^;)
しかし、実際にいそうな名前である。(たぶんいるだろう)
名前をつける際には、さかさに読んだらどうなるかということもしっかり考えてみる必要がある。
あるいは、結婚して姓が変わるというときも、相手の姓との相性を考えてみよう。そして「やばい名前」になりそうな場合は、夫婦別姓ということも考えてみてもいいかもしれない(^^;)
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