座席のうまり方の原則



 幼稚園の発表会を見に行った。(私は上の子と下の子の年齢が12も違うので、まだ幼稚園のPTAもやっている)

 幼稚園らしい小さな体育館にゴザが敷かれて、それが観客席になっている。ちょっと遅く会場に入ったので、既に前の方の場所はふさがっており、真ん中よりちょっと後ろに座ることになった。

 これが、堅い内容の講演会などの場合には、全く逆になる。席は後ろの方からふさがっていき、遅く行くと、ずっと前の方に座らせられるはめになる。いつまでも前の方が空いている場合など、講師が入場する前に、司会者が出て来て、「皆さん、全員ご起立の上、あと5メートルずつ前にお進みください。」などと命令される。

 これについては難しいうんちくは必要ないであろう。

 本当に見たい内容のものの場合、席は前の方からうまり、いやいや参加している会の場合は席は後ろからうまっていく。特に最後列の出入り口近くに座っている人は、チャンスがあれば途中で逃げ出そうと考えているようだ。

 私も、いつか講演会の講師などになることもあるかもしれない。そのときには、前の方から席がうまるような具合にしたいものだが‥‥‥


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