”情熱”の色は赤、”清潔”の色は白、”青春”の色は青(当たり前かな)などと抽象的なものを色で表現することがあるが、では”男”の色は何色だろう。
紅白歌合戦では、男性軍が白組なので、この場合は男の色は「白」ということになるだろう。最近は取り締まりが厳しくなったせいか見かけることがないが、昔のストリップ小屋などで演じられた「白黒ショー」の場合はどうだろうか?どうも女性が「黒」ということもなさそうだから、ここでは男のほうが「黒」ということになるらしい。
いずれにしても男の色は「黒」か「白」だろうから、モノトーン系統なのだろう。すると「黒」と「白」を合わせた「灰色」はかなり男らしい色である。「灰色の政治家」などというのは男らしさの代名詞かもしれない。
昔から日本の政治の世界では「アカ」というのが好まれないので、(中国やロシアでは「紅」が主流なのだろうが)、「男=モノトーン」というのはまんざら外れているわけでもあるまい。