フォントの置き場所
最近、けっこう新しいアプリケーション・ソフトをインストールしているのだが、そのオマケみたいなかたちで、フォントが大量についてくる。
そのためのインストーラがついてくるのだが、これが勝手にメインドライブのWindows\Fontというフォルダにインストールするようなかたちになっている。
近頃、パソコンを購入した方は、もともとハードディスクが大きいので悩むこともないかもしれないが、1・2年前の機種をお使いの方は、ハードディスクの余裕があまりなくなっているのではないだろうか。
私の場合も、お仕着せのプロバイダへのオンライン登録などの「ゴミソフト」は全部消してしまったが、それでもメインドライブの容量はかなり少なくなってしまった。(NECの場合はAドライブ、富士通やIBM互換機はCドライブかな)
先日などは、メインドライブの空き容量が8M程度しか無くなってしまったので、作業ファイルの領域が確保できず、どのアプリケーションを使っても「不正な処理を行った」ことになって、ハングアップを連発という事態になった。
とりあえず、無駄なファイルを探しては消すという作業を続けて、なんとか回避したが、厳しい状況である。
新しいアプリケーションのインストールの場合は、分割しているBドライブ(Windows95のドライブスペースを使って容量を拡げてある)か、外付けのCドライブにするようにしているが、フォントについては、インストーラを使うと自分勝手に前述のように、メインドライブのWindows\Fontフォルダに入ってしまうので、空き容量が20M程度しかない場合、フォントのインストールに70Mも必要とする場合はそれを断念するしかなかった。
ところが、Windows95のヘルプをよく読んだら、よい方法が見つかった。インストーラを使わないで、うまくやる方法である。
仮に、フォントのインストールのために必要な容量が70Mで、現在、それだけの空きがないとしよう。
まず、メインドライブ以外のドライブ(空き容量があるドライブ)にフォントのための適当なフォルダを作る
次に、CD等からそのフォルダに、エクスプローラ等を使って、フォントファイルをコピーする。
コントロールパネル→フォント→ファイル→新しいフォントのインストールで、インストールしたいフォントを参照機能で
探し、「フォントフォルダにフォントをコピーする」のチェックボックスをオフにして、OKをクリックする。
これで、改めてメインドライブにフォントを入れなくても、外付け等のドライブに入れて置いたフォントが、あたかもWindows\Fontsフォルダに入っているように使うことができる。本当に困ったら、メインドライブからフォントファイルを全部消してもなんとか対応していくことが可能である。
場合によっては、メインドライブにフォントファイルを全く置かなくてもどうにかなる。参考にしていただければ幸いである。
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