仕事の性質上、連絡のための文書等を書くことが多い。そのため、時候の挨拶等の書き出しの部分は使っているワープロに単語登録している。例えば9月の時候の挨拶であれば「@9」とキー入力して変換キーを押すと「初秋の候・爽秋の候・新涼の候」などの変換候補が出てくるという仕組みである。そこで気に入ったものを確定して「○○の候」とした後に、「‥となりました。貴職におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。」と続けていくようにしている。
ところで気になるのは、この「ご清祥」とか「ご健勝」などである。皆さんはどちらをお使いだろうか?。私は「ご清祥」を使うことが多い。それは、もし受け取る相手が病気がちだったらなどと取り越し苦労をしてしまうからである。
高血圧とか糖尿病などの持病を持つ人に「ご健勝」もないだろう。まあ、「ご清祥」も似たようなものだが、病気持ちの人でも、その日の調子によっては少し気分がよい日もあるかもしれない。それで「ご清祥」である。
しかし、本当に病気が重く、快方の見込みもなく入院暮らしをしている人にはどうだろうか?。まさか「ご清祥」でいるわけもないだろう。
そんなとき、私は「貴職におかれましては益々ご不調のこととお悔やみ申し上げます。」と書くことにしている。(ウソぴょーん)