尊敬する人物


 「あなたの尊敬する人物は?」ということをいろいろな試験の面接などでよく聞かれる。

 昔は「父」とか「母」とか「小学校の時の担任の先生」とか「野口英世」などというのがスタンダードな答だったように思うが、最近はどうなっているのだろう。

 私の場合はといえば、ローリング・ストーンズのミック・ジャガーである。尊敬するという意味は多様だが、「この人のように生きたい」という意味で、私は彼を尊敬している。

 なぜ?と聞かれると簡単にはうまく説明できないのだが、ローリング・ストーンズを知っている方には、キース・リチャーズと比較していただければ分かってもらえるのではないだろうか。

 天性の格好良さを持つキースにはなれない。ミックは基本的には模倣の人である。ステージでも、ともすればやりすぎで浮いてしまうことがあっても全力投球し続けるミック。ワルを気取っても知性がコントロールしているミック。考え続け、鍛錬し続けるミック。

 ミックが世界最高のパフォーマーであることを抜きにしても、私にとっては尊敬して余りあるミック・ジャガーである。

 今度、「ヴードゥー・ラウンジ」以来久しぶりのアルバムが出るそうなので、すぐに買うことにしよう。(世界ツアーで日本にも来るらしいが、遠く田舎から成功を祈ることにしよう)

 このページ、「うんちく」にならず、ごめんなさい。ちなみに、今日買ってきた今井美樹の新しいアルバム「プライド」を聴きながら書いています。(今井−布袋コンビも好きなんです)



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