「長年、畳に座ると足にできる皮膚が角質化したもの」とか、「いつもペンを使っていると中指の第一関節の内側の皮が固くなる通称『ペンだこ』」などの類の話である。
文字を多く書く人(学校の先生はそれに入る人と入らない人もいるようだが)には「ペンだこ」がつきものであった。しかし最近はペンを使わずにパソコンやワープロのキーボードを叩くために指先に「キーボードだこ」ができるなどという笑い話を聞いたことがある。
ところが、私の場合、近頃、手をよく見てみると、「ペンだこ」でも「キーボードだこ」でもない別の種類の「たこ」ができてきているような気がする。
右手の手のひらの手首関節に近い部分の小指側で骨が盛り上がっているところの皮膚が変わってきているように思えるのである。よく考えてみると、マウスを使うときにマウスパッドにこすりつけている部分である。いわば「マウスだこ」であろう。
私もパソコンを使いはじめて十数年になるが、最近まではこんなたこはなかった。Windows95の画像ソフトや、インターネットを長時間使うようになってできてきたのであろう。
このページをご覧の手相屋の方は(そんな人いないか)、この種のたこがある人が来たら「コンピュータ関係でなにかお疲れの様子が見えますが‥‥‥」などと言うと驚かれるかも。ご参考までに!