秋田弁を生かした地理の指導
タイトルは冗談である。(中身も冗談である) まあ、最初にちょっとだけ真面目なことを言っておくと・・・・・
今の学校教育では、「ただ知識を詰め込むだけではいけない。生きてはたらく力を育てるような学習活動をしていく中で、自然に知識や技能が身に付くようにしなければならない」と言われている。そのとおりである。
ただ、知識は無いよりは有るほうがいい。その知識をしっかりと覚え、忘れないようにするために様々な方法が工夫されている。歴史の年号を覚えるための、「いいくに(1192)つくろう鎌倉幕府」などというのは良い例であろう。
知識を伝達する教師のほうも、「これはテストに出るからしっかり覚えるように!」などという馬鹿の一つ覚えのような方法で教えるのではなく、たった一回話しただけで、聞いた子供が一生忘れないようなワザを使うべきである。例えばこんなふうに。
(日本の高い山ベスト3を覚えさせる)
秋田県のイナカのおじさんが、クイズ番組に出たんだって。出された問題は、「日本で一番高い山はなんでしょう?」
これは、いくらおじさんでもすぐ分かった。「富士山だべぇ!」・・・・ピンポーン!「正解!」
「第2問目。では日本で二番目に高い山は?」おじさん考えたけど最初からそんなもの知らない。
「シラネェ!」・・・・・「正解!!白根山(3,192m)です。よくご存じでしたねぇ。」
自分では知らないと言ったつもりなのに正解を言ったことになってしまったおじさんは驚いてつぶやいた。
「ホォ、ンダガ」(秋田弁で『ほおー、そうか』の意味)
すると出題者が驚いて叫んだ。
「素晴らしい!。出題する前から答が分かるなんて!。そうです。第3問目の日本で3番目に高い山は『ホダカ』です。(穂高岳3,190m)」
これで高い山ベスト3の知識は完璧である。(もっとも秋田県でしか通用しない方法だろうが・・・)
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