生活科とスーパーマーケット


 新学習指導要領の実施によって小学校に「生活科」が誕生してから6年以上になる。新しい学力観の考え方の基本ともなる教科であり、その考え方は、(生活科を学習する)小学校1年生・2年生だけでなく、小学校の中学年・高学年や中学校でも大切であると言われている。

 ところで私の友人であるH指導主事が、この間、生活科について、なかなか面白いことを話してくれたので、ご本人の了承を得て、ここに紹介させていただく。

(H氏の説) 「よい生活科の授業は、よく売れるスーパーマーケットと同じである」

  1.よく売れるスーパーは、雰囲気が良い。
  2.よく売れるスーパーは、品数が豊富で新鮮である。
  3.よく売れるスーパーは、陳列の仕方に工夫がある。
  4.よく売れるスーパーは、店員が笑顔で相談にのってくれたり、サービスしてくれたりする。
  5.よく売れるスーパーは、売り上げをその日のうちにチェックし、時々棚おろしをする。
  6.よく売れるスーパーは、その中にいこいや交流の場がある。

 とても分かりやすく、しかも本質をついた例えだと思うのだが、いかがだろうか。


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