視点を変えるクイズ



 クイズやなぞなぞは今でも子供に人気がある。

 教室でも、ちょっとしたときにタイミングよく使うと効果がある。
 (少し邪道かもしれないが‥‥‥^^;)

 大人の世界でも、飲み会のときなど、面白いクイズだと、けっこう話のタネになって盛り上がることもある。

 次に紹介するクイズは、飲み屋のカウンターあたりでやるのにピッタリのネタだが、教室で使っても面白い。



 簡単に言うと、マッチ棒を4本だけ使って、たんぼの「田」という文字を作るという問題である。

 文章で書いてもわかりにくいので、下に図示してみる。



 問題の意味はおわかりになったことと思う。

 では、正解はどうなるだろうか?

 下に表示してあるのだが、答を見る前に、少々お考えいただきたい(^^;)



 この問題を出すと、子供たちは、たいてい次のような質問をする。

 「マッチ棒を折ってもいいの?」

 「できた形の一部が『田』の形になっていてもいいの?」

 どちらもダメである(^^;)

 マッチ棒をきちんと余すところなく使い、きれいな形で「田」の文字を作らないといけない。



 ずいぶんと正解を引っ張っているのだが、この問題を解くには、少々、視点を変えないといけない。文字通り『視点』を変えるのである。

 さらに、ここで出来上がる「田」の字は、かなり小さい。

 これがヒントである。

 このくらいヒントを出すと、学級の中の数人の子供は、正解を見つけることができる。飲み屋でやっても、5・6人で飲んでいれば、1人か2人は「あっ!そうかぁ!」と正解に気づく。

 さて、あなたはどうだろうか?



 あまり気を持たせても、いけないので、正解を発表することにしよう(^^;)































 これ以上、説明の必要はないかと思うが、マッチ棒のおしりの部分を4本合わせて、「田」という文字を作るのである。

 マッチ棒を側面から見ないで、下から見るという「視点」の転換で正解が見えてくる。

 ただし、この後で、「今後の教育もこのように視点を変えていかなくてはならない」などとウンチクを垂れてはいけない。嫌われるもとである(^^;)。そういったことは見た人が勝手に感じればよいことである。



 では、オマケにもう1つ、漢字に関係したなぞなぞを‥‥‥

 まる(○のこと)の中に『金』と書いて、『まるきん』と読むことにします。

 それでは、四角(□のこと)の中に『玉』と書いて、なんと読むでしょう?


 答は、もうおわかりですね!

 下の箱の中をマウスでドラッグすると、答が見えます!!

  ですよ!


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