男と女


時事がらみのネタなので、後から読むとまぬけな感じがするかもしれません。(現在は平成10年10月初旬です)


明るい場所で、なるべく画面から離れて見てください(^^;)


 和歌山のヒ素夫婦(すごい呼び方だが、日刊スポーツの見出しではこう書いていた)を見ると、どうも女の方が強いという感じがする。

 男の方は、すごんでしゃべってはいるが、しょせんは小心者。

 女の方は、柔らかいしゃべり方はしているものの、人を人とも思わないで、世の中をだまし通そうとするしたたかさは、憎らしいというよりもおそろしい感じさえする。

 この女性が稀代の毒婦なのかどうかは現時点ではわからないが、この夫婦の関係が、一般的な夫婦の関係を少しデフォルメしたものだと言ったら言い過ぎだろうか。



 テレビの「ニュース・ステーション」で、美輪明宏氏がインタビューの中で面白いことを言っていた。

 女性はもともと気が強く荒々しかったので、神様が腕力を奪い、男性は弱々しかったので腕力を与えられたのだそうだ。

 小説家や美術家(の男性)は、優しくけなげでつつましやかな女性像を描くが、実際にはそんな女性は存在せず、「こんな女性がいてほしい」という作家の願いが表現されただけであるというのだ。

 男性・女性という面では特異な立場にいる美輪氏の発言だけあって、興味深く聞いた。



 そう言われてみると、小説に出てくるような女性にお目にかかったことがない(^^;)

 人生の一時期(はたち前後の数年間かなぁ)、そういったふうに見える女性もいるような気もするが、それが一生続くということはないような気がする‥‥‥

 結婚するとしだいに女性は強くなるようだ。(私のうちだけそうだということではありません。あくまでも一般的なハナシです ^^;)

 美輪氏の言うように、女性が本性をあらわすのでそうなるのだろうか。それとも男性が弱々しすぎるので、女性が強くならざるをえないのだろうか。(ヒ素夫婦の場合は強いというより、猛々しいとか獰猛とかいうのだろうが)

 まあ、私を含めて世の男性の多くは、その強さに頼っている面も否定できないので、それはそれでいいのかもしれないが。

 それでもなおかつ、「優しくけなげでつつましやかな女性」に憧れる男性というものは、本当に幼い存在なのかもしれない。

 「そういう女性は幻想なんかじゃなくて、私そのものです!」という女性の皆様。ごめんなさい! m(_"_)m

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