古タイヤでプランター
ガーデニングというのがブームになっているそうだ。
植物に関しては、全く疎い(うとい)私なので、それについてうんちくを傾けるなどという芸当はできないのだが、ちょっとしたテクニックを人から聞いたので、何かの役に立てばということで書いてみる。
草花を地面に直接植える「地植え」もいいが、最近は舗装などのために、地面が露出しているところは少なくなってきている。
そこで活躍するのが「プランター」という鉢(?)である。これだと地面がなくても、花作りを楽しむことができるし、これを適当に配置することで、まわりの環境や、その日の気分に合わせて、自由な配置や造形を楽しむことができる。
その時に、ある程度の高さを持ったプランターがあると造形的には具合がよい。
市販のものでもそのような形態のものがあるが、これを古タイヤを使って簡単に作ることができる。
左の写真がその例である。このようなプランターのまわりに、普通の四角いプランター(この写真の後方に少し写っているような)を3〜4個配置することで、立体的なガーデニングをすることができる。(この写真は私の通勤途中にある家のものを勝手に撮影させてもらったもので、ちょっと私のイメージとは違うのだが‥‥)
さて、このプランターの作り方であるが、左の図をご覧いただきたい。
使うのは古タイヤだが、これは軽自動車のものがベストである。それより大きくてもできないわけではないが、タイヤをめくって裏返すという作業で苦労するし、出来上がりも少々間抜けたものになるので、できれば軽自動車用のものでやっていただきたい。
ここで使うのは、ホイールがついた古タイヤである。(ゴムの部分だけではできない)
それを、左図のように、ホイールの表側の方で、カッターで切る(作業は簡単である)
そして、切ったところから、裏返しにする(この作業は力が要る)
これを上下さかさまにすると、左の図のようになる。
水はけをよくするために、ホイールの窪んだ部分に、ちょうどサイズが合うプラスチックの網ボウル(台所などで使う)を入手して、中に入れる。更に鹿沼土を入れるのだが、これは少々値がはるので、モミガラでも代用できる。
このままでも良いのだが、タイヤの黒い色が、少々無骨なので、白いペンキなどを塗るとおしゃれに仕上がる。(ペンキ代がけっこうかさむが)
きれいに仕上がれば、単体で使っても感じが良いし、前述したように立体的な造形の中心部として使うこともできる。
学校のガーデニングというと、かなり大規模なものになることも多いので、この古タイヤプランターを使って(下にコンクリート・ブロックなども敷いて)立体的な造形を作ることもできるし、それほど大がかりでない、こじんまりしたガーデニングの場合も効果的な使い方ができるそうだ。
軽自動車の古タイヤを入手できるなら、一度お試しになられてはいかがだろう。
偉そうにいろいろ書いたが、全て、聞いた話の受け売りである。実際にやったことではないので、実行上おかしなことがあったらご容赦を!!
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