タックインデックスのチョップ



インデックスの例 法規集や資料集など、しょっちゅうページを開くような書籍は、わざわざ目次を開いてページを確かめなくてもよいように、タックインデックスという紙片を貼っておくと使い勝手がよい。

 右の写真はその例である。

 写真右側の本は、市販のインデックス・シールをそのまま使用した例である。

 これでもよいのだが、実際に使ってみると、かなり使い勝手が悪い。

 本からはみ出すインデックスの部分が大きいので、ヘナヘナした感じになるし、使っているうちにインデックスが丸まったりちぎれたりする。

 またインデックスを貼る枚数が多くなると、シールどうしが重なり合って、陰になったものは見えにくくなり、ページを探すときにも非常に具合が悪い。




 それを改善したのが、写真左側のものである。

インデックスをチョップ これはふだん私が使っている法令集だが、市販のタックインデックス・シールを左のようなやり方で改良して使ってる。

 改良といっても、貼った後にハサミで短くカットするだけなのだが、やってみると実に具合がいい。

 短くしたために強度が増し、インデックス自体をページをさばくような感じで扱うことができる。

 また、インデックスどうしが重なり合って見えにくくなるということもなくなる。本を持って、札束を扱うときのように、軽くページを斜めにすると、上の写真のように、インデックスに書かれた文字が、さっと目に飛び込む。


 ただ、これをうまくやるためには、インデックスに文字を書き込むときに、ハサミでカットする部分に文字がかからないように、なるべく端の方に書くという配慮が必要である。
(タイトルブレーン等のプリンタではちょっと難しい)


 既にこの方法をご存じで実際に使われている方もいるだろうが、まだやっていない方はぜひお試しいただきたい。仕事の効率がかなりアップすることは請け合いである。



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