お通夜のパターン



 近頃、知り合いに不幸が多く、何度かお悔やみに出かけた。

 日中は勤めがあり、葬式にはなかなか参列できないのでお通夜に行くことが多かったのだが、このお通夜というのは、その土地によってやる時間や場所、やり方が微妙に違うようだ。私の住む地域でもちょっと隣の町になると、もうやり方が違う。

 私のところ(由利町前郷地区)では、人が亡くなると死亡時刻から24時間以上をおいて、まず火葬を行う。その後はお通夜をやるが、この場合のお通夜というのは親類等の身内の人だけでやるもので、お坊さんをよんでお経をあげてもらう。単なる弔問客はこの時に行くことはできない。葬式に参列しないで弔問したい人は、葬式の日の早朝(5時頃から8時頃まで)にそこの家に行って香典をあげ仏様を拝んでくる。

 ところが隣の本荘市では葬式の前日がお通夜で、夕方4時頃から7時頃の間に弔問客が家に行くことになっており、葬式の日の朝に弔問するという習慣はないらしい。

 東京あたりでは、火葬をしないうちに葬式をやるというような話も聞いたことがある。たしかに芸能人などが亡くなったときの葬式のテレビ報道では棺桶のまま(火葬をしていないのだろう)葬式のあとに出てくるシーンが見られる。

 皆さんの住む地域ではどうだろうか。メールで教えていただけば、このコーナーで紹介していきたい。


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