学級の呼称


 私が卒業した小学校では、「松組・竹組・梅組」という学級名を使っていた。

 「3年松組」とか「6年梅組」とかいう具合である。縮めて言うときは「2松」「4竹」のようになるし、低学年の場合は「1まつ・2たけ」のように書く。

 教職員になってから勤務した学校も、同じ呼称を使っているところが多かったので、あまり不思議にも思わなかった。

 ところがインターネットなどで離れた地方の人と話すと、「へえー!初めて聞いた」と言われることがある。もしかして「松竹梅」式の学級呼称というのは、私の住む地域だけのやりかたなのであろうか?



 「松竹梅」式のことについて、もう少し詳しく説明しよう。

 だいぶ前に、1学年の学級数が7つある大規模校に勤めたことがある。その学校も「松竹梅」式だったが、その順番は次のようになっていた。

順番







組名









 この順番も何が根拠なのかよく分からない。ちなみに「花札」の場合は次のようだから、ちょっと違うようだ(^^;)











10
11
12





菖蒲
牡丹



紅葉






 中学校に入ったら「A・B・C・D」という学級名になったし、高校でもそうだった。「1組・2組・3組」という小学校にも勤務したことがあるので、この手のものが一般的なんだろうが、この文章をご覧の皆さんのところではどうだろう。

 ユニークな呼称があるのだろうか? そして「松竹梅」式は「オラホ」だけの呼称なのだろうか。また、もし「松竹梅」式の場合、その順番は「オラホ」と同じなのだろうか。

 たくさんの情報を期待しています。
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いただいた情報コーナー

 ○ 「松竹梅」というのは聞いたことがありません。1・2・3組です(青森県)
 ○ 小学校の時、「赤・白・黄・青」でした(秋田市)
 ○ ほとんど1・2・3組ですが、「鈴木学級」のように担任名のことも。
   雲浜小にちなんで「雲組・浜組」なども(福井県)
 ○ ほとんど1・2・3組です。担任名のこともあります(千葉県)
 ○ 東組・西組だが、学級数が増えた学年だけ「中組」にした(^^;)(福井県・鳥取県)
 ○ 徳島県にも「松・竹・梅」組があるそうです!順番はそこまでです。
 ○ 北海道空知郡でも昭和30年代には「松組・竹組・梅組」があったそうです。
 ○ 北海道網走方面でも「松組・竹組・梅組」があるそうですが、その後は「桜・菊・藤」だそうです。



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