みちのくプロレスに潜入せよ!



ひとり言


































































































































































































































































































みちのくプロレスに潜入せよ! 8月22日Up



みちのくプロレスとは、「地域密着型プロレス団体」を標榜し、東北地方を中心に 活動するプロレス団体です。

ザ・グレート・サスケや、新崎人生が所属しており、過去には4代目タイガーマスクが 所属していた事もあった団体です。
サスケが、新日本プロレスの『スーパーJカップトーナメント』で、獣神サンダーライガー を倒し準決勝したことで、一気に有名になりました。
義経(旧:遮那王)や精霊(レイ)、気仙 沼二郎など、おもしろい選手が多く所属しています。



さて、そのみちのくプロレスなんですが、11日の金曜日に由利本荘市の本荘体育館で試合が行なわれまして、 それを観戦してきました。


次期東北ジュニアヘビー級王座挑戦者決定リーグ戦「鉄人」
7代王者スペル・デルフィンに挑戦する選手を決める開幕戦が、本荘で行なわれました。



もともと兄貴に誘われたんです。
兄貴が働いている焼肉屋で当日券を配っていたらしく、それを3、4枚くすねてきたとの事。

それで、真性的なプロレス好きの俺を誘ったという事です。


電話で「プロレス見に行かね?」って言われた時には、即座にジャッジを下したね。考えるま でもない。


これは行くしかない。いや、行かなければならない。


翌日は学校だってのに午前まで起きて深夜番組のプロレスを見て いる俺ですから。


タイガーマスクの四次元殺法に影響されてバク転を習得した俺ですから。(現在バク宙習得 を考案中)



等身大のクマのぬいぐるみに、見よう見まねで覚えたバスターやスープレックスを 毎日かけていた俺ですから。
(あの頃は病んでたんだなぁ。)


いまでもプロレスゲームにハマり、キン肉マンをリスペクトし、めちゃイケプロレスまで チェックする程の、自他共に認めるプロレスファンである俺が、ついに間近でプロレスを 見れるチャンスを手に入れたのです。

この誘いを断る事は、サスケにサスケスペシャルUくらわされるに値する罪なの です。(俺の中では)




兄貴「11日に暇だったら一緒に行かね?」

俺「そうだな。多分何もないから、行こうかな」


電話では冷静に対応しつつ、心の中では、





ぬおおおおおおお!!!マジっすか!?本気っすかアンさん!? 本当にみちプロが本荘に来て、試合観戦に俺を誘ってくれるんすか!!なんという 嬉しい話を持ってきてくれるんだアンタ!行くよ行きますよ!どんな用事が入ろう と絶対に行く!!むしろ行かせてくれ!!やはり持つべきものはいい兄貴だ!! マイカインドブラザァァァァァァァ!!!!!







狂喜の余り、2階から植木鉢に向かってラ・ケブラーダをかけてやりたい衝動に駆られ ましたが、なんとかこらえてクールに通話をしました。てか、こらえなきゃ死ぬ





兄貴「でも当日券だから、どうなるかわからないけど。」





あ!?

テメェ、ここまで人を喜ばしておいて、いまさら何抜かしやがる!もし入れ なかったりしてみろ!!テメェにモンゴリアンチョップ100連発決めて鎖骨グシャグシャにした 後、チキンウイングで両腕もぎ取って2度とハンドル握れねぇようにしてやっかんな!








なんて事は思わずに、入れなきゃ諦めようと思いましたよ。人間諦めが肝心ですから。 (不適な笑み)





みちのくプロレス試合当日でございます。

6時半試合開始なので、5時に出発。

兄貴の車で行くので交通費タダ。しかもカレーパンと炭酸飲料の食事サービス付き。

おいおいおい。食費も交通費もタダ。その上観戦料だって払うっつってんよ。この人。
たとえ作為的に財布に1000円しか入れてこなかったのだとしても、こんなVIP 待遇でいいのかよ。ツイてるぜ。

観戦料は一般が1980円、小中高生が980円、幼児と70歳以上が無料か。
俺の分も合わせて2960円か。悪いねほんと。支払い頼むぜ〜♪





ん、ちょっと待て。



俺の慎重は177cm。兄貴を上回る。

俺を高校生だと信じてくれるだろうか。


身分を証明する物は持っていない。運転免許も持っていないし、学生証や生徒手帳も 携帯していない。そもそも生徒手帳なんか無くした。


仕方ない。もし疑われたら、ありとあらゆる言い訳を『ビバリーヒルズコップ』 のアクセル刑事も真っ青のスピードで並べ立てて説得してやる。






6時、会場到着。



入り口に行くと、少しではあるが行列が出来ていた。Tシャツにジャージという佐々木健介と 北斗昌を思い起こさせる2人もいた。本物?サプライズ?

6時15分、入り口が開き当日券で入場。兄貴が「いちおうコイツは高校生ですので。」 と俺を指し言った。以外(?)にもすんなり信じて通してくれた。
兄貴は「失敗した。俺も高校生って言えばよかった。」などと不謹慎な事を言いながら 会場となる体育館に向かいました。

その途中にある事務室には立ち入り禁止の張り紙が。どうやら控え室にしているようです。

その扉の向うからは、「ドン!バタン!」という正体不明の音が響き、時折扉が、「ダン!」 と、何かがぶつかったとしか思えない音&揺れが。



この扉の奥には、イーブル・ローズがいるのかもしれない。
※PS2ソフト『ランブル・ローズ』参照






体育館の真ん中にはリングが設置されてあり、出入り口近くではホットドッグやパンフが 売られていました。

周りには凶器になるようなパイプイスが無く、観客は床に敷かれたシートに座ることに なっているようです。シートの周りにはロープがセロテープで床に張られていました。



このシートが、後々大きな役割を果たす事になろうとは。



リングでは若手レスラーと思われる人がロープに飛んだり、いろいろチェックしていました。 リングって間近で見ると結構小さいんですね。

それにしても暑ッ!冷房効いていないし、窓すら開けられていない。
虫が入ってきて気になるといけないからでしょうか。

「売店にうちわ置いたら売れていただろうな。」という隣に座った人の声を聞きながら 試合開始まで待ちました。開始前から手に汗握るってどういうことだ。



6時半、試合開始



対戦カード

気仙沼二郎  30分1本 バナナ千賀
清水基嗣  20分1本 大間まぐ浪
ラッセ  20分1本 精霊
フジタJrハヤト  20分1本 松本直己
***  休 憩 ***
野橋真実  20分1本 Ken45°
タイガースマスク
南野たけし
気仙沼二郎
 6人タッグ

 無制限1本勝負
佐藤 恵
佐藤 秀
景虎



いちいち試合状況を解説すると恐ろしく長くなるので、細かい事は省略します。
レスラーの詳細や結果を詳しく知りたい人は自分で調べてください。



前半は鉄人参戦選手同士の試合が行なわれました。

気仙 沼二郎や、ラッセ、大間まぐ浪などの、名前から察してギャグ担当っぽい選手が 意外に強かったりしますね。

気仙 沼二郎はパワフルな技でバナナ千賀を圧倒しましたし、
ラッセは、東北地方に生息する妖精、精霊(レイ)を、必殺技ジャガラギでリングに 沈めました。妖精を倒して大丈夫か?

大間まぐ浪は強いっていうか、ヒール(悪役)だった事が意外です。

パイプイスとか竹刀とか周りに無かったんですが、相手の清水基嗣をいきなり場外に 場外に落とし、体育館の隅にあったテーブルに頭を打ちつけ、その後、清水に網を 被せて、台車に乗せてステージ上から落としたり、

無きゃ無いなりにやるもんだ。


その後まぐ浪は、体育館の窓から清水を落とそうとしましたが、逆に清水に落とされリングアウト負け


リングカウントがいつから取られていたかわからんがな。
(確実に20以上カウントを取る時間が経っていた。)



本当は義経という選手が出る予定でしたが、足を怪我して休場したらしいです。
これは残念!義経がどんな戦いを見せてくれるのか楽しみだったんですが。





さて、公式戦が終わり、最後の3対3の無制限1本勝負に。


これなんですよ。






「今日、来てよかった」って思った試合は。





第六試合 時間無制限1本勝負

 南野 たけし&タイガースマスク&気仙沼二郎
VS
景虎&佐藤 秀&佐藤 恵






ベビー(善役)VSヒール(悪役)です。




景虎、秀、恵の3人は悪役で、凶器と一緒に公園のゴミ箱を持って入場しました。
中には空き缶が数個とビニ袋が入っており、本当に近くの公園のものでした。

ゴミ箱の他にデカイ一斗缶みたいなのを持っていて、中には子供の死体の模型が2体。


あれが模型であったと思いたい。
(本物だったらみちプロ無くなっとるがな。)



入場してすぐにゴミ箱内の空き缶をぶちまけました。これだよこれ。やっぱヒールはこうでなきゃ。



入場とそのパフォーマンスだけでも相当インパクトがありましたが、片手には水の入ったペットボトルが。

ある意味お決まりですが(?)




水を口に含み、客席に発射。






俺と兄貴の目の前で。



水は俺たちを中心に客に直撃。イヤ、ふつーにハッケーし(冷たい)。




見方によってはベタだ。だが、実にいいパフォーマンス。
こんなシャワー浴びたの初めてだぜ。





その試合がまたダイナミック。




ゴングが鳴るや否や気仙沼二郎を場外に落とし、シートでぐるぐる巻きに。


座っていた客を追い払い、シートでぐるぐる巻きに。





俺らが座っていたシートでぐるぐる巻きに。





その状態で竹刀攻撃。



シートの上に置いてた俺らの荷物は、哀れリング近くにぶっ飛ばされました。




一方では、床に貼ってあったロープをはずし、ムチのようにして攻撃したり首を締めたりやりたい 放題。



沼二郎は身動き取れない状態、イヤに動かねーけど生きてるよな?





この試合は2分で決着、反則負けです。



もちろん、これで終わったらあんまりです。すぐ後に第七試合として仕切り直し。


沼二郎は戦闘不能で、バナナ千賀が代わりに出ました。



次も悪役3人組の勢いは止まらない。
体育館の窓を開けて外に落としたり、売店のパイプイスで攻撃したり、壁に頭打ち付けたり、 金的攻撃かましたり、客の靴で攻撃したり、





ウヒョヒョヒョヒョヒョ!!!来た来た来ましたよ!!これがプロレスの醍醐味だぜ ベイベー!!!おらもっとやれー!オイ千賀、南野、タイガースマスク!お前らも負けてんじゃねー やり返せ!沼二郎の敵をとってやれーーー!!!!!

(テンションMAX状態)





俺の心の声が通じたのか、ベビー3人組が反撃に出ました。



場外に2人、リング上に1人倒れています。リングではタイガースマスクと南野たけしが、 1人に、野球のピッチングのモーションでW張り手。

コーナーダウンしたら、タイガースマスクが、まるでバッターが塁を回るようにリングを 一周して、滑り込みドロップキック。



つづいて南野たけしがリングを一周してきて、滑り込みドロップキック。




ッシャアアアアアア!!!2点取ったぞーー!そこだそこだ、 一気にキメたれェェェェェ!!!!!
(客であるのにレスリングハイ突入)





しかし、直後に南野とタイガースマスクがリング下に落とされ、いつの間にかリング上は バナナ千賀と景虎2人に。


そして、バナナ千賀が攻められてダウン。 そこを景虎に逆エビ固めをキメられてしまいました。



ウアアアアアア!!なんだ!?なんだこれは!何でこんな事に!?

オイ、がんばれ千賀!ロープまでもうすぐだぞオイ!よっしゃロープにとどいた。ああ! 景虎に引きずられてまたリング中央に!南野とタイガースマスクはリング外で秀と恵に 足止めされてるし!千賀、がんばれ!くじけるな!ネバーギブアアアッッッッッップ!!!!!

(誰か医者を呼んでくれ)







カンカンカンカーーン!




第七試合 時間無制限1本勝負
  南野 武&タイガースマスク&×バナナ千賀
  (13分30秒、逆エビ固め)
 ○景虎&佐藤 秀&佐藤 恵






ヒール3人組の勝ちで、この日の試合は終わりました。
いや〜実におもしろかった。やはりテレビで見るのとは迫力が違いますね。

なんせテレビじゃ水をぶっ掛けられる事は無いからね。



第二試合から第五試合までは公式戦でしたけど、あれは試合結果があらかじめ決まっていると 考えたほうが正しいのですかね?

プロレスも一種のパフォーマンスですし、試合の内容(場外乱闘の有無など)は打ち合わせ済み ですので、全てではないにせよ結果も決まっているのではないでしょうか?



あまり勝手な事を言って間違っていたら、プロレス業界の人から苦情がくるかもしれないので、 ヘタな事は言いませんが。


少なくとも最後の時間無制限1本勝負は、内容は決まっていたと思いますけどね。アドリブで シートでぐるぐる巻きにしたら、本当に死ぬかもしれないですから。






試合終了後、記念にパンフレットを買いました。するとラッセ選手がサインをしてくれました。
これはうれしい!本当にこれは記念になります。


パンフを見てみると、今日出場したレスラーの説明が。

義経のプロフィールもありました。


奥州・平泉義経伝説

義経

■165cm / 65kg
1159年6月22日生まれ。





850年も生きてりゃ、そりゃ調子も悪くなってくるわな。




考えてみれば、悪役がサインをする事ってあまりなさそうな気がします。先入観って奴ですかね。
アジャコングだってラーメンマンだって、リングの外では親切に対応しますから、 大間まぐ浪や佐藤 恵達だって頼めばサインしてくれたかもしれません。

まあ、それだと悪役としてのイメージが崩れかねないので、サインを求められないようにさっさと 控え室に入ったようです。

出入り口では気仙沼二郎達数人のレスラーが見送りに。9月2日に行なわれる試合の優待券を配って いました。俺と兄貴は優待券をもらい、握手をしてもらいました。本当に本当に記念になります。




駐車車に向かう道で、体育館の窓が開けられていました。

あそこから落とされたんだなぁ。けっこう高さあるじゃないか。俺の身長より高いぞ。(177cm)



改めてレスラーの凄さを思い知らされました。


鍛え抜かれた肉体で闘いあう素晴らしいパフォーマンス。一歩間違えれば本当に死んでしまう ような闘いを、お客さんの為にやる。

K−1やプライドはあまり見ない俺が唯一愛した格闘技。プロレス。

これからもプロレスファンが増えてくれる事を願っています。






次は是非、我闘姑娘に来てほしい。


いや、変な意味じゃなく。




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