　　　　　　　　　　　かけがえのない生命を育む森が急速に失われています。
　　　　　　　　　　　あなたは人間の体の約７０％は水でできていることを知っていますか？
　　　　　　　　　　　その大切な水を供給してくれるのが森なのです。
　　　　　　　　　　　天から降って来る雨や雪を貯え、少しずつ大地に還してくれます。
　　　　　　　　　　　やがてその水が小さなせせらぎとなり、いくつものせせらぎが集まり川となります。
　　　　　　　　　　　川になった水は海へと流れて行きます。　　
　　　　　　　　　　　海にたどり着いた水は魚たちの産卵や生活の場所となる藻場を育ててくれます。
　　　　　　　　　　　山、川、海。
　　　　　　　　　　　一見別々に思えるこの場所は水という１つの生命線でしっかりと結び付いているのです。

　　　　　　鳥海山麓に豊かなブナの森を再生させようと１９９４年７月私たちは
　　　　｢鳥海山にブナを植える会｣を発足させました。
　　　　以来、１９９９年までの６年間で約１万本以上のブナやミズナラなど
　　　　の広葉樹を秋田県象潟町の鳥海山３合目・霊峰公園付近に植え続けてきました。
　　　　現在、会員は会社員、農業、漁業、自営業、主婦、合わせて６３６名ほどいます。
　　　　山と川と海、豊かな森、美しい自然、その中で生きる私たち人間と動植物。
　　　　私たちはこの素晴らしい自然をかけがえのない財産として次代に残すために活動
　　　　しています。
　　　　主な活動内容は植樹、種まき、育苗、自然観察、環境講演会などです。

　あなたも　｢鳥海山にブナを植える会｣　に参加しませんか！


施肥をする会員の皆さん	2001年度　総会より